教育について

スタジオ紹介

ジャーナリズム・スタジオ

高橋 弘司

ジャーナリスティックな姿勢を身につけるには、まず複数の新聞、テレビなどの報道を比べ、異なる「ものの見方」や「視点」があることを知ることです。そのうえで興味を持ったニュースや話題の関係者らから直接、話を聞いたり、実際に現場に出かけて自分の目と耳と肌で感じ、何が問題なのかを自分の頭で考えることが大切です。このスタジオではその基本を身に付けることを目指します。1年時は学生同士のグループに分かれ、複数の主要紙をテーマを決めて読み比べ、各紙の論調や視点などの違いや記事の良し悪しを講評し合います。2、3年時には福島第1原発事故の避難住民など様々なインタビューや取材を重ね、その成果を原稿にまとめて発表する取材実践を積みます。原稿の執筆、推敲を通じ、そのテーマや話題について十分な知識を持たない読み手にも「伝わる文章」の書き方を学びます。

作業は可能な限り学生が主導し、ニュースや社会現象に対する問題意識や感性を養います。元新聞記者の指導教員がスタジオ内の議論への助言や指導、講評などを行います。


東日本大震災の大津波の写真を手に当時の様子を語る地元住民(向かって左)の話に耳を傾けるスタジオ所属の学生たち=岩手県大槌町で、2013年6月19日撮影


大津波で加藤宏暉町長はじめ職員40人が犠牲になった岩手県大槌町役場の前で、地元を拠点とする毎日新聞の高尾具成記者(向かって左)から当時の状況などについて説明を受けるスタジオ所属の学生たち=2013年6月29日撮影