教育について

スタジオ紹介

未来構想スタジオ

大須賀 史和

哲学・倫理学のテーマを扱います。教科書的な知識の習得ではなく、哲学や倫理学のオリジナルの文献(といっても翻訳)を読み、またそこから現代にも通じる問題の生きた考察に取り組みます。討論やプレゼン、レポート報告なども取り入れて、自分で思考するための基礎的な技術も磨いてもらいます。

26年度のスタジオIではプラトンの『国家』を取り上げましたが、27年度に扱う領域や具体的なテキストは参加者と相談の上で決定します。また、今年度の2年生の前期スタジオではデカルト『方法序説』を、後期はホッブズの『リヴァイアサン』を取り上げました。

哲学や倫理学について学ぶ際には、学説の概念やロジックを読解し、その内実を理解すると共に、それらが提起された時代に起こっていた現実の政治や社会、生活、文化などの背景や文脈の中で持っていた意味を把握することも重要です。多くの場合、世界の理解は直観的に行われていることが多く、そこではこれらの背景や文脈が一定の影響を与えているからです。その中で括弧付きの「現実」を把握し、分析し解釈すること、またそれを新たな表現へともたらす作業が行われています。そのあり方を学ぶことによって、現在の状況の中で思考する力と技術を育てることができます。スタジオでは、時には回り道をしながら、また時には失敗も繰り返しながら「知の地力」を鍛えていくことを目指します。

<開講時間帯>月曜4限の予定です。