教育について

スタジオ紹介

社会分析スタジオ(文化人類学)

松本 尚之

文化人類学を学ぶプレゼミという位置づけとし、演習的な要素と実習的な要素の両方を取り入れたいと思っています。演習的な要素としては、文化人類学と関わる文献の輪読を通して、学問のイメージをつかんでもらいます。今年度は『人類学で世界を見る』(春日直樹編、世界思想社)及び『広島:記憶のポリティクス』(米山リサ、岩波書店)を読みました。
実習的な要素としては、文化人類学の核となる研究方法であるフィールドワーク(質的調査)を学びます。スタジオⅠから引き続き、調査は「日本のグローバル化」をテーマとします。皆で話し合って調査トピックを決め、数名のグループに分かれてフィールドワーク(質的調査)を実施する予定です。自らが持つ興味を大切にしつつ、それを具体的な調査テーマ、研究課題とすることの難しさを学んで欲しいと思います。また、来年度は白水スタジオと合同で中国・広州にSVに出かける予定です。広州は、在外華人の送り出し地域であるとともに、東アジア最大のアフリカ人人口を抱えています。日中の人の往来や在日・在中アフリカ人コミュニティについて、簡単な比較調査(使用言語は英語)が行えたらと考えてみます(ただし、中国語も話せない私が個人的な興味もあって実施しますので、あんまり期待しないでください)。

<開講時限について>
木曜日午後に開講予定。

<履修上の留意点>
スタジオⅡとⅢを通年で履修することを前提としてスタジオ運営を行います。また、調査については、授業時間外に行ってもらい、授業はその進捗を確認するのみの時間となります。従って、スタジオへの出席はもちろんのこと、授業時間外に空き時間を見つけて自主的に調査を進めることが必要です。

<備考>
3年次のスタジオは、社会調査士関連科目Gに対応する予定です。