教育について

スタジオ紹介

国際都市・横浜発見スタジオ(横浜形成史・構想論、文化史・文化資源学)

川添 裕

開国以降、日本と世界をつなぐ先端にあった国際都市・横浜を、実際に歩き、体験しながら、その歴史、社会、文化を探る。こうして横浜に関する知識と実践的体験を蓄積したのち、最終的には皆さんそれぞれがマイ・プロジェクトをたて、横浜に対して何らかの提案・提言をおこなっていく。
それは横浜が経験してきた先端的な問題、横浜ならではの問題を考えることであると同時に、作業が深められるならば、今日の都市に共通するさまざまな課題(都市間競争、イメージブランディング、集客誘致、文化資源の活性化、都市の再人間化、うるおいの街づくり、エコ都市、コミュニティデザイン、シビックプライドの醸成……)や、前近代から近現代への日本の社会文化史・社会変化とそこから生じた未来へ向けての解決すべき課題等を、横浜から考察することにもつながる。
授業のやり方としては、学内にいるだけではなく、外へ出ていく機会を多くつくりたい。授業のない日や空き時間に、自主的に現場へ出ていくことを推奨する。なお余裕があれば、マスコミ出身者として実践的な表現指導もおこないたい。参考までに記すと、皆さんの1年上の学年がスタジオⅡ・Ⅲでおこなった主要な活動は、次の通りである(上下の学年と合同の場合もある)。「横浜のイメージに関するアンケート(山下公園街頭調査)」「マイ・プロジェクトレポート」「今福龍太氏講演会・海から見た共生の思想」「同 運営・インタビュー・報告書作成」「文章実践講座6コマ分」「写真ミニ実習」「横浜港クルーズ&国際ゼミ」。こうした活動と通常の授業を通じ、マイ・プロジェクトをみつけてほしい。

<履修上の留意点>
実社会に出ることを見据え、自分で問題を発見していく習慣と能力を身につけてください。

<備考>
松原スタジオや加藤スタジオと連係する回もあるかもしれません。3年次のスタジオは、社会調査士関連科目Gに対応予定。