教育について

スタジオ紹介

国際社会学スタジオ(国際社会学・グローバル化の社会学)

小ヶ谷 千穂

国境を超える社会現象をどう読み解くか-国際社会学はこうした視点から誕生しました。「グローバル化」が声高に叫ばれる中、私たちがいきる社会はいまどんな風に変容しようとしているのか、その中で、日本で暮らすわたしたちのポジショナリティとはどのようなものなのか。社会科学にはどのようなことができるのか。スタジオでは、こうした問いを考え続けるための作業を、文献研究・調査・ワークショップ・イベント開催などさまざまな手法を組み合わせて模索していきます。これまでの「国際社会学」の基本的な考え方を学びつつ、既存の学問領域には収まりきらない、国境を含むさまざまな境界を横断する問題群について、参加者の問題意識を大事にしながら考えていきたいと思っています。

今年度のスタジオIIでは、5月にはフィリピンで暮らす日比国際児の演劇グループの来日公演とワークショップを横浜国大で行う予定なので、その準備もスタジオ内で進めながら、国境を超える人の移動と子どもや国籍、国際移民とアイデンティティにかかわる問題に取り組んでいきたいと思っています。横浜周辺で暮らしている外国籍の人たちや、外国を含むさまざまなルーツをもつ子ども・若者との交流活動も今年は実施予定です。そのほか、国内外の他大学との合同ゼミ(例:フィリピン大学)も行います。上級生とも連携し、メンバーと「学びあう」ことを楽しみたい人の参加を希望します。通常のスタジオ活動のほかに、別途上級生ゼミと合同での社会学・国際社会学の読書会(日本語・英語)なども開催する予定です。

<履修上の留意点>
スタジオⅡとⅢを通年で履修することを前提としてスタジオ運営を行います。

<備考>
3年次のスタジオは、社会調査士関連科目Gに対応する予定です。