教育について

ゼミ紹介

彦江ゼミ〔文学・フランス文化〕

大学で僕たちが行っていること──それは研究だと考えてみる。実際、人間文化課程でも最終的に卒業研究(卒論)の提出が義務づけられている。しかし学生と研究の話をしていて愕然とすることがある。全然論文が読めていないからだ。論文がきちんと読めてもいないのに、自分で論文を書くことなんてはたしてできるだろうか。

従って、このゼミでは、大学4年間の締めくくりとして卒業論文を書くというこの忘れられがちな事実(あるいは直視したくない事実)に立ち返り、行く行くは自分も論文を書くという前提にたってひたすら研究論文・批評を読み込みます。

授業は下記二つを取り混ぜて行う予定。そのバランスは受講者の顔ぶれを見て判断します。

1. スタジオと連動させ、スタジオ受講者が進める全作解説と関連した論文を精読する。

2. 参加者の関心とは関係なく、主に文学・芸術関係の論文を精読する。

スタジオの受講生以外でも文学に関心のある学生の参加も歓迎しますが、文学に限らず様々な論文を取り上げる予定なのでその点は注意。

<履修上の留意点>
参加者の関心が多岐に亘るため、自分の研究対象以外の分野にも貪欲な好奇心を発揮することが求められます。