教育について

ゼミ紹介

カルパントラ・ゼミ〔映画・社会・思想〕

従来の「作家論」から離れ、映画という視覚的媒体の特徴を重視しながら、それを取り囲む社会的・思想的環境と結び付けながら論じる。アントニオ・グラムシの「文化的ヘゲモニー」という概念を軸に、映画のテーマだけではなく、その表現様式の細部まで支配する「ヘゲモニー文化形態」と、それにズレを生じさせようとする、あるいは真正面から抵抗しようとする映像作品を中心に考えていきたい。なので、ハリウッドの超大作映画からアヴァンギャルド運動に属する実験的な作品まで、研究対象を幅広く選ぶことができる。

自分で資料を集め、調査し、最終的に論文を書くための授業なので、映画に対する実践的知識だけではなく、理論的な知識(映画、社会、思想などに関する知識)をも強く求める。可能な限り、日本語で書かれている資料を紹介するが、やむを得ず英語の資料を紹介することもあるので、その点はご注意ください。

<履修上の留意点>
言いたいこと、あるいは訴えかけたいことのある学生を大歓迎します。