教育について

ゼミ紹介

大須賀ゼミ〔哲学・倫理学:主としてヨーロッパの哲学、および倫理学の様々テーマを扱います〕

前半は参加者の関心に応じていくつかの領域に関する本を読むことから始 めます。後半は基本的に各人で取り組むテーマを設定してもらい、それに関 連する書籍や論文の読解と、それに基づくプレゼンテーションやディスカッ ションなどを行っていきます。その過程で構想力や表現力を高め、卒業研究 につなげていくことを目指します。

<履修上の留意点>
哲学や倫理学の研究は、自分の中にある興味関心を徹底 的に追求することによって初めて意味を持つようになります。考えるための ヒントや手がかりは本の中にもたくさんあると思いますが、答えもそこにあ るとは限りません。一方で、自分の関心のあるテーマについて考えるとして も、安易に答えを出すことが目的ではありません。自分自身はもちろんのこ と、他者の理解や共感が得られるかどうかも自らの考察の強度を測る物差し になります。自分の内にあるものと外にあるものを徹底的に対話させるよう にして思考を鍛えることで、初めて自分も他者も納得させられるような何か が見つかる可能性が生まれます。それによって、単なる知識だけでは生み出 すことのできない構想力と表現力への扉が開かれるでしょう。とはいえ、中 には自分の存在そのものを脅かすような問題もあるかもしれません。適度な 距離感をもって客観的に問題を捉える力も必要になります。

<その他>
スタジオとは連動していると思いますが、取り上げるトピックが 違うかもしれないので、見た目上は別のことをやっているように見えるかも しれません。哲学や倫理学が対象とする問題は人間の生活のすべてに及ぶの で、どの問題を取り上げる場合でも、その核心にある本質について考えたい と思います。