教育について

ゼミ紹介

松本ゼミ〔文化人類学〕

一つの専門分野として文化人類学を学ぶことが目標です。そのため、1.ゼ ミでは、人類学やその近隣諸分野(社会学、歴史学、民俗学など)の文献の 輪読を行い、現代社会の諸現象を考えるうえで基本となる視座を学びます。 その上で、2.スタジオ課題として、受講者それぞれに、自ら設定したテーマ のもと一年かけてのフィールドワークを行ってもらいます。
文化人類学は、異文化理解とともに自文化内省を目指す学問です。ただお もしろ可笑しい異文化を知るだけでなく、そもそも対象を「異なる」とする 自分自身の視座を問うていきます。「異なる」と感じる遠い社会の現象のな かに自文化との共通性を認め、「当たり前」と受け入れている自分自身のも のの見方・考え方のなかに異文化を見出す。そんな作業をしていきたいと考 えています。

<履修上の留意点>
フィールドワークは「身近な異文化」を題材とし、一 年かけて行います。授業時間外に自らの時間を削って調査を進めてもらいま すので、サークルやバイトで忙しく時間をやりくりできないという人には無 理です。また、一夜漬け等のごまかしがききませんので、継続的に対象と関 わっていくことが求められます。残り2 年の大学生活でもう一つ正面から取 り組むものを見つけるつもりで、調査に望んでくれたらと思っています。
人類学関連の授業(「文化人類学の考え方」「共生社会論ⅠB」など)を履 修していることが望ましいです。

<その他>
スタジオは社会調査士関連科目Gに対応。また受講者には、社会 分析の技法ⅡB(春学期、月2 限)の履修を義務づけます。